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2005-09-29

路上宣伝隊

小耳奮戦記 宮下ムソー 9月25日の映像はここをクリック⇒2005_0925_rozyou.wmvをダウンロード

第11回「路上宣伝隊打ち合わせ」
前回公演「冒険活劇ひとさらい」時に手探りで結成された路上宣伝隊。今回は、隊長・高祖公三を中心に、事前打ち合わせを行うに至りました。公三+諏訪のジャンベ組、古庄竜太のフルート、笠井拓のピアニカがによる音楽に導かれて、黒衣の使者たちがチラシを配って白昼の天神を練り歩きます。
チラシを配るという作業が、何故かお祭りになってしまう路上宣伝隊。宣伝行為そのものがすでに表現活動である路上宣伝隊。「どうせやるなら楽しまなきゃ損」という小耳精神がわかりやすく表れているのが路上宣伝隊かもしれません。さあ、今回はどんなハプニングが起きるのか。松本Kはどんな格好で現れるのか。乞うご期待。
見物・飛び入り参加者大歓迎です。参加希望の方は、できれば事前にご連絡いただき、衣装を用意していただけると助かります。
9月25日、10月2日の12:30に警固公園を出発、大名及び北天神あたりを14:00くらいまで徘徊予定です。「ここを周るとおもしろいのでは」というアドバイスもお待ちしてます。

小耳の横顔8、9、10 路上宣伝隊の中核メンバーを紹介します。

宣伝隊リーダー 高祖公三

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古庄竜太
ベース、フルート、クラシックギターを操る凝り性な男。バンドでの生演奏を目指し、自作曲のMIDIデータをこつこつ作成、ホームページで公開しメンバーを募集しているが、余りにも複雑怪奇なリズムのため、メンバーがなかなか集まらない。好きなYESのアルバムは「リレイヤー」。

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どらむすこ諏訪
ジャーマンメタルの徒。ハロウィンTシャツで「夕べ」に現れる彼は、何時の日か「夕べ」にツーバスを持ち込むつもりである。その日、パピオはへヴィメタルの殿堂と化す。また、小耳プロジェクト広報班の最終兵器でもある。
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笠井拓
福岡演劇シーンの有名制作担当者・・・のはずが、表現者として目覚めてしまい、頑として制作の仕事を拒否。キーボードを3つも4つも持ち込んで弾きまくるクレイジーな奴。演奏してるときの目つきが危ないともっぱらの評判。

 

小耳奮戦記 宮下ムソー

第12回「路上宣伝隊参上」 9月25日(日)正午。福岡市中央区天神、警固公園に響くフルートの調べ。その穏やかな音楽が、のんびりと午後の一時を過ごす人々に、自然に受け入れられている。しかし一方、その音に導かれて、異形の者がひとり、またひとりと、公園のあちこちから笛吹き男古庄竜太のもとへにじり寄って行くのであった。その者どもは、おもむろに衣装を取り出し、あるいは額に紋様を描き入れ、楽器を取り出し、着々と準備を始めるのであった。
噴水前にずらりと並んだ変な人たち。2197278_81
日傘を差してくるくる回る年齢不詳のお嬢さん。
あまりにマッスルな身体をロリ~タな衣装で覆う偽栗山千明な男。
巨漢のジャンベ男。
髭のジャンベ男。
ショコラカラーなお手伝いさん。
トンガリ帽子の笛吹き。
ディジリドゥを吹くバンカラ学生。
ふらふら踊る笑顔のステキな白衣の王子様。
ビデオ撮影するサンドイッチマン。
目つきの危ないピアニカ吹き。
メル変な音楽に合わせて、黒衣の男が拡声器でしゃべりつづける。「この人たちは普通です。全く普通です。普通の人たちと何ら変わらないのです。」
ひとしきりチラシを配布した路上宣伝隊は、公園を離れ、白昼の天神を練り歩き始めた。2197588_21
「あなたはねむくなれ~あなたはねむくなれ~。蒼ざめよ。そしてねむくなれ~。青信号を待ちつづける皆さん、この幸運の青チラシを受け取ってはいかがかな。ねむくなれ~。」
街を歩く人々は、不審に思いつつも、メル変な音楽に妙に安心してしまい、また偽栗山千明の異様な雰囲気にぽかんとして、チラシを受け取ってしまうのであった。

今回の反省その1 チラシがこんなに早く捌けてしまうとは予想外。次回は2倍用意することにします。
その2 白黒の衣装で厳かに行進する予定だったけど、変更!次回はより色鮮やかに狂い咲きましょう。

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待針夢子
大地に近い人間は、地上すれすれのところを流れる季節の風に敏感なの。今、夏が終わった。
待針夢子はそう言った。僕も大地に顔を近付けてみた。ああ、背が高いばっかりに彼女より気付くのが遅くなったんだ。夏の終わりに僕も出会いたかった。
そしてわかった。彼女の言う大地への近さは、背の高さだけではなかった。
彼女は、この星に両足をしっかり根ざした生き物だった。アスファルトの殻の下で脈打つ大地の声を聴いていた。そんな女が、都会で詩を詠んでいた。

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2005-09-21

大耳文化祭第2弾 大宰府スタードームフェスティバル

9月17日18日と大宰府スタードームフェスティバルに大耳族が出没した。

主催者側とかなりゴタゴタがあったが、けが人も出さず無事終了。

メンバーが変わりながらも大耳らしさを常に発揮、大いに会場を沸かせ大成功だった。

参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした。大耳族、大宰府に出現!の映像はこちらをクリック2005_0917_dazaifu2.wmvをダウンロード

以下、参加者の感想を載せます。

令嬢vs妖怪 森の中、雨の中   宮下ムソー

スタードームフェスティバルの2日間が終わった。色々なことが起こりすぎて何から書いていいのやら。
17日は、ギターの高橋君、勝人さん、私の趣味全開でピンクフロイドかホークウィンドみたいな演奏だったなあ。
ちょこさんと松本Kの踊りを中心に、お面を着けて会場を練り歩いたが、その様が異常者の集団に見えたのか、翌日はメイン会場への出入り禁止を喰らって驚いた。川の向こう側、森の端が我々のテリトリーだったのだけれど、そこから橋を渡ってはならないことになったのでした。封印される大耳族。
ちょこさんの記憶喪失は本当に心配した。
平山さんチームは黙々と演奏、ライヴペインティングを繰り返し、川辺に作品を並べて行った。カズさんも負けじと描きまくっていた。
待針夢子ポエトリーリーディング&大耳ズ即興演奏。「夕陽が沈んでいきます 鴉は鳴きますか 夕陽は跳ねません 鴉は泣きますか みんなおうちに帰りましょう おうちに帰りましょう・・・」
夕方、高祖公三・古庄竜太組到着。夜の部開始。闇に舞う松本K。小音量で熱い演奏を繰り広げる笠井、宮下、カズ、公三、竜太。見守るベリーダンサー嬢ふたり。これは本当に気持ち良かった!
そして深夜の原詩人シリーズ撮影。

18日は、武井夫妻登場。ツインドラム+パーカッション+ベースのリズム隊に、ツインキーボード+ラップットップで万全の体制が整う。午後には渡辺ハンキン浩二到着。ドラムキット3台とパーカッション群が横1列に並び壮観。askaさんの巨大ライヴペインティング開始。いったい何メートルあったのだ。飛び入り参加者もガンガン入り、見事な作品が出来上がる。その間も、平山チームは小品を次々と仕上げて行く。川の向こうは極彩色の世界になって行く。そんな中、ニシジマオの架空ラジオ番組が勝手に放送される。
雨に襲われ、楽器を撤収すること2回。だが、もう時間がない。川の向こうに電気が供給されるのは6時までなのだ。しかも、雨が降っているので電気の供給がストップしている。最後の演奏時間5時になっても雨は止まない。風邪ひきの渡辺ハンキン浩二、意を決して雨の中、生ドラムを叩き始める。生楽器隊、歪な編成で必死に演奏し始める。電子楽器が使えない者は、ヴォイスで、笛で、踊りで、朗読でなんとか食い込んで行く。
そして、白服令嬢スタイルの峰尾かおり、颯爽と登場。雨に打たれる長い手足に、おじさん族のギャラリー目が釘付け。カズさん入魂のボディペインティングで正に妖怪と化した松本K、1回50分のセットを今日既に4回踊っているにも関わらず、異様に元気に突撃。子供たちの目が釘付け。令嬢かおり、泥だらけの斜面を寝転がる。妖怪Kと修行者坂本茜、川に飛び込む。それを見た子供等のざわめき(聞き取り:宮下昭子)。「うわ、呪いやん。」「こえー、呪いやん。」令嬢かおりを見た子供等のざわめき。「うわー、きれいな人がのろいをしとーやん。」
いつの間にか川辺はギャラリーでいっぱいになっている。その時、ニシジマオの声が響く。「電気が来たぞー」
一同、楽器を手に取り一斉に音を放つ。飛び込み参加者を含め踊り手も増え、お祭り状態になっている。古庄竜太ベースを中心に、音量制限クソクラエ、もう知るか!!とスパークする。みなびしょ濡れ、泥まみれで演奏終了。
しかしその後も残っているお客さんが多く、「夕べ」の話や「あなたはねむくなれ」の話や、いまの即興の話などをする。松本Kは子供たちに囲まれて、いつまでたっても解放されない。

アムステルダムからやってきた寺内さんには、ろくに参加の機会を提供できす申し訳なかったのですが、その後泥まみれ、絵の具まみれのダンサーを風呂に入れるべく我が家に来てもらい、深夜のヴォイス合戦をしました。「セーラー服を脱がさないで」と大真面目に呟く現代音楽家寺内大輔。楽しゅうございました。

スタードームフェスティバルに来ていただいた大耳族の皆さん、飛び入り参加の皆さん、観客の皆さん、どうもありがとうございました。いろいろ制限があったものの、大耳族が集まると必ずパッションに満ちた何かが起こることがあらためて確認できました。我々を太宰府に誘ってくれたaskaさん、ありがとうございました。またどこかでおおいなる宴を開きましょう。

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スタフェス 松本K

たくさんありすぎて何から書いたらいいのかわかりませんが、夕方の待針嬢のリーディングが夕日と重なって吠えたくなりました。橋を渡ってドームのあるところを吠えて走ったら江藤氏がそこでビラを撒いてくれました。ありがとうございます。そのあと政庁跡の碑のあるところで森の演奏と共演、200mぐらい離れていてこれぐらい離れていても共演できるのだなと思いました。広い場所だとこういうこともできるのかと思いました。夜、卓上電灯の明りが赤い布に栄えて小さなステージができたのでいろいろ撮影しました。そのうちべりーダンスを観に行っていた公三氏たちも戻ってきたので演奏開始、古跡の夜の演奏は乗ってました。ベリーダンス嬢2人をお客にして、私も密やかに裸体ショー。やっぱりあぶないことが好きです。askaさんいろいろご迷惑をおかけしてすみませんでした。翌日、いつもの習慣で朝4時に起きるとまだ暗かったのですが、5時半になると急に明るくなり1時間ほど単独撮影。朝の空気は気持ちいいです。昼は踊り手が私しかいなかったので思う存分踊りました。途中30mぐらいある紙に平山さんたちがライブペインティングをされて壮観でした。カズさんが作成中の絵巻物も広げられて、その全貌を見ることができました。あの緻密な絵を50mにわたって描き続けているというのは狂気というか執念というかすさまじいと思いました。カズさんには私のボディーにもペインティングしてもらいました。すごいデザインでラストのセッションはそれで踊りましたがどういう感じだったのだろう。踊りでほとんど剥がれてしまいましたが、剥がれる前に撮影していたので、そのうちUPいたします。お祭りでのボディーペインティング、これ流行らんかなーと思います。ラスト、茜さんやかおりさんも到着し、開始早々大粒の雨。これで終わりかと思いましたが演奏は止まなかったので私も踊り続けました。踊り手が増えるとお客も増えるのですね、さらにそれが女性であると。かおりさんは白いドレスでぬれた地面を転がり、茜さんは見上げると鼻水垂らすぐらい集中している。お客さんの目は釘付けでした。江藤氏がちょうどいいタイミングで入ってきて朗読を開始したり寺内さんが変声ボイスでそれを妨害したり、待針嬢も詩を読み始め総出演状態。異様に盛り上がり私もそれに乗せられました。見上げた私の頭は両手で川に押し付けられ、抵抗して足に噛み付いて引っ張ると「触ルナ!」の一声、去っていく茜さん。このときの気持ちをどう説明したらいいのだろう。絶望のような美しい茜さんの顔におっさんたちのカメラが集中していました。終わってガキんちょが集まってきて気に入ってくれたようでよかったです。共演者の方々、お客様、askaさん、このような機会に参加できてうれしいです。ありがとうございました。

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2005-09-18

小耳プロジェクト 立ち稽古

僕の家の狭い台所が、立ち稽古の練習場だ。 

みんなで拭き掃除をして準備完了。役者やスタッフの情熱が、この日常空間を神聖な空間へと昇華させる。

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小耳奮戦記 宮下ムソー

第9回「餃子小僧の旅立ち」
餃子小僧こと松浦慎一郎は、第3回公演「冒険活劇ひとさらい」のために劇団ルースマンからやって来た助っ人。「ドリアン4兄弟」というアクの強い役を「なんじゃこりゃー」と言いながらさわやかに演じたのでした。彼が練習に参加した時、嫌味の無い泣きの演技に皆が好感を持ち、いい役者さんだなーと頷きあったものでした。今回も客演で出てくれないかなあと思っていましたが、それは叶いませんでした。東京でオーディションを受けて、プロの役者さんになったからです。
すでに松方弘樹主演のやくざモノのVシネマにちょい役で出ているそうです。「なんかこいつ、いじり易くないですか」と言われて抜擢されたらしいですが、その意見、わかります。
餃子小僧の未来に栄光アレ。
以下、小耳メンバーが餃子小僧に贈るロクでもない言葉の数々。
「エロ映画借りてきて松浦君が出てたら用を成さないので困る。」
「挫折したら福岡に帰ってきて餃子屋さんを開店するがいい。」
「有名になって、大耳?ナンスカそれ?とか言わないように。」
「若き日の秘蔵映像を我々が握っていることを忘れないように。」
まあ、あの頃の小耳は男子校だったから、口が悪いのはしょうがない!

「ひとさらい」のビデオで、小人の格好をした松浦君が魔法の鏡をもって踊り出てくるところ。あれは何時見てもいいシーンだなあ。

小耳奮戦記 宮下ムソー

第10回「2代目天草ユリ子襲名」
下松勝人のオリジナル脚本「犯罪者シリーズ」には、手塚治虫が、永井豪がそうするように、繰り返し同じキャラクターが登場する。「あなたはねむくなれ」も、正式に名乗ってはいないが、犯罪者シリーズの一環であると言えよう。「天草ユリ子」は、「くるえるシスター」で初登場したキャラクターであり、田崎ちょこが演じ、その後「冒険活劇ひとさらい」にも登場した。
そんな天草ユリ子が、「あなたはねむくなれ」に再登場する。今回ユリ子を演じるのは、小耳プロジェクト初参加の星野美南。読者諸君、近日公開される「あなたはねむくなれ」予告編に注目せよ!

小耳の横顔7

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星野美南
テレビレポーター/モデル。TNC「ピィース」にレポータとして出演中。
アングラ街道まっしぐらの小耳族の中に突如現れた花。
しかし、美しい花には刺がある。
自作詩を朗読する彼女の背後に立ち込めるほの暗い影の正体が、舞台の上に姿をあらわすのか。
あなたの知らない星野美南がそこにいる!
天草ユリ子と一緒に電気刺激室へGO!

2005-09-13

小耳プロジェクト 写真撮影2

立ち稽古が終わってから、またまた予告編のための写真撮影。仮の予告編はhttp://homepage.mac.com/jumons/iMovieTheater8.html

立ち稽古も順調に進んでいるし、集団全体が盛り上がっている。果たしてどんな舞台になるのだろうか。

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小耳奮戦記

第8回「撮影会」
「あなたはねむくなれ」予告編ムービーのために、撮影会を行いました。
思い立ったらすぐ行動。いつでもどこでも即興。という小耳精神に基づき、「先に言ってよー化粧してないよー」という悲鳴を無視して決行。大丈夫です。皆さん、お化粧は必要ありません。
仮の衣装と、ありあわせの布などを身につけ、撮影担当askaさんがオニューのカメラを向けると、そこには新興宗教「死ぬ死ぬ団」の黒ミサが出現していた。妖しい。ゴスい。これは「イエスの箱舟」か、寺山修司の映画か。「和ゴス」な聖家族が佇んでいる。
この夜の撮影を元に、予告編映像の制作に入ります。すでに、このサイトのどこかで、「仮予告編映像」を公開中ですが、そちらをご覧になった方も、完成版は絵と音声ががらっと変わりますので、お楽しみに。今のところquicktime playerが無いと見れませんが、ここで1つお知らせ。来る9月24日、親不孝通りの「歌声喫茶カンターレ」で開催される「堕天使ポエティーク13 替歌対決篇」にて、この予告編が上映されます。小耳の音響担当ニシジマオ率いる「宇宙サービス」、衣装メイク担当の待針夢子も出演する、堕天使ポエティーク史上最狂の一夜。天才・おさだあつとしの替歌で神経回路がやられたら、「あなたはねむくなれ」予告編映像で癒してください。

小耳の横顔6
ニシジマオ

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自称騒動師、テクノユニット「宇宙サービス」の主宰およびネットラジオ「じまラジ」運営中。2001~2004年まで劇団GIGA在籍。10本程度役者で出演、2004年4月「寿歌」で音楽音響。小耳プロジェクトでは第3回公演「冒険活劇ひとさらい」で出演および音響補佐。いつも食えない仕事ばかりの聖☆不良中年(ほんのりオタク風味)。URL→http://www3.coara.or.jp/~azy/

2005-09-10

小耳プロジェクト 写真撮影とチラシ完成

  1. ritual3 半立ち稽古が終わった後、予告編のための写真撮影を写真班がやった。

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宮下君の描いた、カラーチラシが完成した。劇世界を象徴していて僕は満足だ。

 

小耳奮戦記 宮下ムソー

第6回「脚本の引力、役者の嗅覚」
下松勝人の不謹慎な脚本は死に満ちていて、死は笑いを引き連れていて、笑いは心を食い尽くして風の通り道を作る。その向こうに何が覗けるか。
役者たちは何かを嗅ぎ付けて、この脚本のもとにやって来た。覗き穴を覗かねばならない者がいた。死と笑いの講義を受けなければならない者がいた。食卓に乗った死体を食べて談笑しなければならない者がいた。
「君の絵の作風を見てると、容赦は要らないなと思って、脚本がこんなになった」と下松勝人が言った。しかし私の絵が不謹慎なのは下松勝人の影響だ。要するに我々は責任を押し付けあっている。どちらかが反社会的なことをやらかしたら、もう一方が重要参考人になってしまう。
と、談笑しながら、この脚本の中心核まで引き寄せられていたのだなと気が付きました。
役者で出演することになりました。

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小耳奮戦記 

第7回「カラーチラシ登場」
「金はかかってもいいからカラーチラシを作る。イラストは君の絵を使う。」
と言われて喜ばない者はいません。しかし、ワンコインシアターの予算は、極々簡単な計算をすればわかる通り、入場者×500円。200人入っても10万円なのです。そんな中カラーチラシを印刷するとは正気の沙汰では無い様な気がしますが、小耳プロジェクトという集まりが、そもそも正気の沙汰ではないので、いちいち悩んでいてもしょうがありません。
「美術装置は後に残らないけどチラシはずっと手元に残る」
という演出の呪文にかけられて、カラーチラシを製作しました。東京の印刷会社にインターネット経由で原稿を送ると、なんと4日で完成品が到着。技術の進歩は凄まじい。しかし、このチラシを見た人はどういう印象を受けるんでしょうか。前回公演時には、「ワンコインのくせに新聞広告が入ってる!」「小耳の本体のホームページを見たけど宗教団体みたいで恐い」といった反響があったようなのですが・・・。
これもまた、悩んでもしょうがない。結局、自分だったらこのチラシに惹かれて観にいくな、というデザインを追及するしかありません。作ってるのもそういう芝居ですから、これは、とても正直なチラシです。
さあ、次は美術セットに取り掛からねば。

小耳の横顔5
松永美咲

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物心ついた時から、絵を描いていました。
4歳からオルガン、小学校からピアノを習いました。
小学生の頃は、小説家になりたかった。
小学校高学年頃から中学にかけて、やたら漫画ばかり描いてました。
中学二年の夏休みの終わりにテレビで見た、高校演劇全国大会に感動し、高校で演劇部に入部。
高校では、写真にはまったり、妄想にはまったり、身体壊したりしてました。
大学時代は、演劇とバイトばかりやってました。
大学を卒業し、戯曲を書いたり、役者をやったり、ブログを書いたりしていました。
今年の3月、身体と精神を病み、実家に帰りニートに。
絵や、へんてこなオブジェを創ったり、自分撮りに必死になったり、ブログ書いたり、詩書いたり、ピアノ弾いたり、叫びながら踊ったり、ミクシィに依存したりしながら過ごしました。
今現在は、病気も回復に向かっていて、なんとか一人暮らしのフリーターをしています。
モデルもやっております。
表現・創作全般が好きですが、今、一番近いのは芝居です。
HP 「創作ドリーマー」
http://blogs.yahoo.co.jp/misa_multiplex2000
遊びにきてやってください☆

2005-09-06

小耳プロジェクト半立ち稽古写真集

うちの狭い台所にして稽古場での練習風景。

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僕は彼や彼女が、脚本と懸命に格闘している姿が大好きだ。

ひょっとしたら本番よりも好きかもしれない。

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小耳プロジェクト スタッフ会議、半立ち稽古

  スタッフ会議は、みんながイロイロ資料を持ってきて、ちゃんと説明してくれるので何がやりたいか良く解った。

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キャストの半立ち稽古については宮下君がいい文章を書いてくれているので以下に載せます。

  小耳奮戦記 宮下ムソー

第5回「半立ち稽古開始」
半立ち稽古とはなにか。それは、脚本を片手に持ちながらの稽古である。台詞を厳密に確認しながら、舞台上での立ち位置などを確認する。2次元の脚本が、次第に立体化して行く・・・。
役者は、脚本に示された大まかな指示をもとに己の引き出しを探り、動きのプランを提示する。脚本を読みながら、具体的に動きや情景が頭に浮かんでいたのか。それとも言葉を「概念」としてしか捉えられず、具体性を持たないまま言葉が頭の中を通り過ぎていたのか。脚本読み合わせ期間中の努力が問われている。
出演者でない私も、不在の役者の代役として、半立ち稽古に初参加した。即興演奏をしているときの脳内スピード感に近いものを感じた。考えてるのかいないのか分からない状態で、実は考えているのだろう。だが、やはり役者経験の無い私と役者陣では、読み合わせ段階での準備が違ったようだ。彼らは既に演技プランがいくつかあって、それらを試している。
意図と偶然が揺らめく薄暗いかりそめの舞台をじっと見つめる演出家が、そこから何かを掬い上げる。全員の目の前に、未来の舞台の姿が、少しづつ姿を現す・・・。

小耳の横顔4
八木竜平

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演劇、詩、ダンス。正に縦横無尽の活躍を見せる八木竜平。
「あなたはねむくなれ」では主演と同時に舞台監督を務める。

2003年6月、小耳プロジェクト第1回公演「戦場のピクニック」主演。
2004年11月、小耳プロジェクト第3回公演「冒険活劇ひとさらい」主演。
2004年、詩のボクシング福岡大会優勝、全国大会ベスト8。

北九州芸術劇場 ダンスラボ2005「未完成、だけど運命、そして新世界。」出演。
ブログ「空を見上げていると」

http://blogs.yahoo.co.jp/yagichi26

フォトアルバム

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